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『エマ』(森 薫) [漫画の棚]

3月22日、エンターブレインより、『小説 エマ (1)』が発売されました。
これは、4月3日より(一部は2日)、放映開始されるアニメ『英国恋物語エマ』の
原作である「漫画」がライトノベルでは昔から有名な「久美沙織」によって
ノベライズされたモノです。久美さんは、『MOTHER』や『MOTHER2』も
ノベライズしています。あとは、久美さんの文庫には「めるへんめーかー」みたいな。

さて、TVアニメの公式サイトはこちら
http://www.emma-victorian.com/
簡単に言うと、『エマ』は、
「ヴィクトリア朝を舞台に繰り広げられるメイドとジェントリの恋物語」です。
公式サイトでは、現在時代背景等を詳しく説明してくれるFLASHが用意されています。
かなり、放送前から、気合いが入っています。


原作コミックは、1~4巻まで出ており、3月31日には、最新エマ (5)が発売予定。
コミックオンリーで4巻まで読んでいる人には(つまり私)、もう、そわそわして、
「どうなっちゃうのかしら?どうなっちゃうのかしら?」と5巻が待ち遠しくも、
先の展開が心配で読みたいような読みたくないような、もどかしい状況であります。
そして、「こ~~~い~~~してます~~~。」という熱い気持ちに
しばらくなってない、というかもしかしたら、今までなったことない?
私は、そんな気持ちになってみたいものだわ~、と思うのでした。
とにかく、おすすめです。
佳作です。
新本で買って損はしません。
「世界名作劇場」好きはきっと好きです(なにを根拠に、でも同じ匂いがする)。
女性におすすめです。下手な少女漫画より絶対よいです。

エマ (1)
エマ (2)
エマ (3)
エマ (4)
エマヴィクトリアンガイド
エマ (5)

さて、原作の漫画ですが、
今まで特にばーん!と宣伝されていたわけではないけど、
結構人気のある作品だったようです。
私は、ちょっと気になっていたのですが、しばらく手をつけないでいました。
が、ある時、1巻を買ってしまったら、ハイ、読み終わったと同時に
「あー、こりゃ、明日全部買わなきゃ。」と声にだしてつぶやいてしまいました。
そして、2,3巻と買い、待ってましたと4巻を買い、
とうとうアニメ化か~と叫び、出たか!と小説エマを買い、
今は3月31日を待っています。
作者の森薫氏は、ただただメイド好きだから、描いた、みたいなことを
単行本の巻末に書いているけれど、物語はいたって真面目な人間劇。
とにかく、人の心理状況とか、動作とかそういったことが上手く表現されているな、と。
まるで、映画や演劇を見ている感じ。
素人判断ですが、コマの使い方がお上手なのではと思います。
ごちゃごちゃ描いているわけでもないし、台詞が多いわけでもないのに、
読み手に上手く人物達の息づかいが伝わるのはすばらしい!

お話については、ネタバレになるので、触れないようにしようと。
アニメの公式サイト等をみれば情報は沢山あります。
ただ、エマには幸せになって欲しいな。

ちなみに、何故か関東だと、ちばテレビとかテレビ埼玉とかテレビ神奈川とか。
これって、地上波では東京では見られないってことなのよね?
すごく残念でフ。

あ~イギリス行ってみた~い。

追記:小説やアニメには、原作に出てきていないオリジナルキャラがいるらしいです。

2005年にこの記事を書きましたが、原作は2008年4月に10巻目の完全完結巻が出ました。
7巻で一応いったんの終わりになり、その後周りの人の話を中心とした巻が出て、そして10巻。
アニメも2期目まで制作されました。
アニメの出来も素晴らしいです。十二国記の音楽も担当した梁さんの作品が素晴らしい。
サントラも出ています。アニメーションガイドは3巻出てます。小説も2巻。
以上ちょっとした補足でした。


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