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◆◇本バトン◇◆ [本棚]

hitomi☆嬢作成のバトンです。
答えることは出来るけど~広められるかどうか~。
質問は以下の通り。

1。最近読んだ本
2。毎月or毎週購読する雑誌等
3。好きな本
4。感動した本
5。子供の頃読んで忘れられない本
6。ぜったいオススメ本
7。次に回す人3人


それでは、私の回答は以下の通り。
1:最近読んだ本

これは、ニール・ケアリーシリーズ復習の為に読んでいた、
『高く孤独な道を行け』
となりますです。

2:毎月or毎週購読する雑誌等

毎号、という意味を含めて考えると、こんな感じです。
『ダ・ヴィンチ』、『TV Bros.』、『散歩の達人』、『ROCK In Golden Age』、『笑芸人』

3:好きな本
これも、きりがないので、ちょっとだけ。

月の石

月の石

  • 作者: 細井 直子, トールモー・ハウゲン
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: 単行本
『月の石』
ちょうど、『ハリー・ポッターと賢者の石』と同時期に出版された本書です。ハリポタより前に、紀伊國屋書店新宿南店の3階で、装丁買いしました。だけど、これが私にとっては大当たり、しばらく楽しい読書が出来ました。今となっては、現代のファンタジー作品として、ハリポタと一緒くたにされてしまいそうだけど、ちょっと違う。子供と大人の深い関わり合いについても書いてある作品。しかも読み応え有り。かなりわくわくして読んでいました。これでハウゲン氏が好きになって、日本で読める作品を集めました。 今では、『夜の鳥』も『ヨアキム』も復刊されたけど、当時は絶版の福武文庫版を必死に探し、他の児童書も必死に探しました。断片的に綴られるお話が一つになった時に、お話の世界を10にも100にも広げて作ることができる作者の力を知ることができます。
ドローセルマイアーの人形劇場

ドローセルマイアーの人形劇場

  • 作者: 斉藤 洋
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 単行本
『ドローセルマイアーの人形劇場』
小学3年の時に、課題図書で『ルドルフとイッパイアッテナ』を読んで以来、斉藤洋氏の作品は好きです。
これは、子供にというより、
是非これから自分はどうすればいいのか悩んでいたり、
何かを見つけたいと思っていたりする人に
読んでもらいたい一冊です。
是非、斉藤氏のあとがきまで全部読んで欲しいです。
あとがき、重要です。きっと勇気をもらえるでしょう。
にも最適の一冊。


4:感動した本
嬉しかったり、悲しかったり、どっちの意味だとしても涙した本として。

『恋文』(新潮文庫、連城三紀彦)より、『恋文』
何であんなに泣いてしまったのか、覚えてないですが、
この短編集の中の直木賞受賞作『恋文』を読んだら、
大泣きしてしまったですねぇ。その事実はよく覚えています。

『欲望という名の電車』(新潮文庫、テネシー・ウィリアムズ)
大学3年、小金井公園の芝生の上で読んでいて、不覚にも涙してしまいました。
『Paper Moon』の歌詞と共に、すごく何とも言えない悲しさが~。
自分の思っていること、気持ちが上手く人に伝わらないっていうのは切ないねぇ。
ミッチのバカヤロー

『こころ』(集英社文庫、夏目漱石)
たしか、高校2年の現代文の教科書に抜粋文が載っていました。
でも、『こころ』よりだいぶ前の単元をやっている時から、ずっと気になって気になって、
結局先に文庫で買って読んで衝撃を受けた作品です。夏目漱石、後期3部作の3作目。
読むと苦しいので、なかなかリピートできません。
漱石は新潮文庫ですが、『こころ』はまず集英社文庫で買いました。
漱石の写真が口絵に載っていて、後ろにも漱石についての解説等があり、
純粋にこっちの方がよさそうだぞ、と高校生の私は思ったからです。
今思えば、表紙は私の好きな漫画家吉野朔実氏でした。

5:子供の頃読んで忘れられない本
あげていくときりがないので、ちょっとだけ。


↑これが、現物。ぼろぼろ。
ラクガキあり。
山と渓谷社『野外ハンドブック・3 きのこ』
元々は親の所有物だったこの本も、いつの間にか私のものに。
表紙のタマゴタケの形がきれいでしょう?
これに見入っていたし、中の写真一枚一枚みるのが楽しかった。
もちろん、文章は難しくて読みませんでしたよ。
毒キノコのページには茶色がかった赤紫色の縁取りがしてあって、
それが何故かよりわくわく感を増していました。
いまだに図鑑もの大好きです。
去年のクリスマスは山渓のでっかいきのこ図鑑を買ってもらいました。

メキメキえんぴつ

メキメキえんぴつ

  • 作者: 大海 赫
  • 出版社/メーカー: ブッキング
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本
『メキメキえんぴつ』
これは、小学校の時にかなり流行りました。
こわーいお話だってことで。
この大海さんの作品は、
点描画がみな恐くて(←人間の顔が特に)、
子供の心にはトラウマ的にかなり印象深いです。
最近、ブッキングで大海作品が
次々と復刊されているようです。
私は数年前にふと思いついて、
そのころまだ流通していた
太平出版社版を取り寄せました。

はじめてのおつかい

はじめてのおつかい

  • 作者: 筒井 頼子, 林 明子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1977/04
  • メディア: -
『はじめてのおつかい』
これは、幼稚園の時に先生が
絵本の時間に読んでくれました。
先生がページをめくる時にたてる
紙の音がとても好きでした。
もちろんお話もドキドキして読んでいました。

他には、『大どろぼうホッツェンプロッツ』三部作、
『どろぼうがっこう』『ふしぎなかぎばあさん』等があります。

6:ぜったいオススメ本
昔からのおすすめと、最近のおすすめと。

『旅の絵本』シリーズ(福音館書店、安野光雅)

私達の頃の日本版『ウォーリーをさがせ』は、おしゃれでした。
図書館でいっつも誰かが眺めていました。
安野氏独特の細かい絵によって書かれた各国の景色の中には、
有名な映画の場面や有名なキャラクター、文学作品の登場人物、著名な歴史上の人物等、
色々とかくされていて、また、ページを繰る毎に、一人の旅人を中心とした、
時間の流れがあります。ページの何処に彼がいるのかを探すのが、
小学生だった私達の楽しみ方でしたが、大人の今は、
他にないかいろいろと隠れていないか、探し出すのが、楽しい絵本です。
言葉は一切ありませんから、本当の意味で絵本ですね。

『十二国記』シリーズ

綾辻行人氏の奥方、小野不由美氏による超ベストセラー。
読み始めたら、止まらない。
どんどんどんどん、読み進んで、今はもう、早く続きを出してチョーよ、って思ってます。
全く、ライトノベルなんかではない、そんな域は遥かに超えてます。
挿絵なんかいらない、私のような人は、講談社文庫版を。
山田章博氏の華麗な挿絵と共に楽しみたい人は講談社X文庫ホワイトハート版を。
ちなみに、読み進んで、戴麒(たいき)のお話が出てきたら、
『魔性の子』(新潮文庫)を合わせて読むことを忘れずに。
これでますます、続きが気になってくるでしょう。

その他に、京極夏彦の「京極堂」シリーズ(一般的には妖怪シリーズなのかな)、
もちろん「ニール・ケアリー」シリーズ
「ぶたぶた」シリーズも絶対お薦めです。

7:次に回す人3人

受け取ってくれるかどうかはわからない2人に回します。
妻の企画を盛り上げた~まえ~、スージー伊藤氏。
いつの間にか知り合って10年になった、とみー氏。


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コメント 1

hitomi☆

キノコなのだね。
しかも、今も持ってるなんて素晴らしい「きのこ博士」だ!!

「はじめてのおつかい」は、いいと思ってるんだけど・・・
わたしが「はじめてのおるすばん」が好きっていうと、「おつかいだ」よ!!
と、無理やり訂正されたりするので、敏感に反応してしまった。
by hitomi☆ (2005-08-13 10:04) 

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