2005年、舞台『笑の大学』再演版のDVD発売。 [三谷幸喜]
三谷幸喜もの、大好きです。
自他共に認める三谷好きです。
結構、三谷さんはネット上に載っているご自分に関連するコメントを読んで、
一喜一憂されていると聞きますが、私もここで三谷さんの作品等について
触れていきたいと思っております。
さて、カテゴリー創設のよききっかけとなった情報はこちら。
1994年にラジオドラマ化、そして1996年に舞台初演、1998年に再演されて、
2004年には映画化もされた、三谷作品としては評価の高い『笑の大学』の
1998年再演版がとうとうDVD化されることになりました！
パルコのWEBショップ以外に、
6月から全国のTSUTAYAにて店頭販売もされるということです。
さっそく、お買いあげです。価格は税込み5000円。
ちなみに今日27日は映画『笑の大学』のDVD発売日です。
こちらももちろん、スペシャルエディションを予約してあります。
今回の舞台DVD化にあたる特典として、コメンタリーはついていない模様。
私は今回DVD化される、1998年パルコ劇場での再演を当日券で観ました。
舞台袖に設置された、考えてみると特別なアングルでの観劇だったので、
今回のDVD化で普通アングルを観るという、楽しみが増えました。
ちなみに、初演は、昔NHKのお正月特番で夜中に『巌流島』と共に
２夜に渡って放送されました。当時ビデオ録画していた人は貴重ですよ～。
確か、再演当時のパンフレットか、あるいは何かのコメントで、
あるいみほぼ完成された作品ではあるけれど、若干再演時に変更箇所が
あったようなことを読んだ記憶があるので、両方を見比べてみるのも面白いかもしれません。
ということで、再演のDVD化によって、単純に初演がDVD化される可能性は
ほぼ無いと考えられますので、初演を録画していた人はよかった～と思って下さい。
私は、テレビ放映された『笑の大学』や『巌流島』をたまたま観て、
正月の夜中にぎゃはははは～と腹をかかえて笑いました。
それで、舞台って面白い！と。だから再演時は絶対見に行こう、と思いました。
そしてそれからは映画館通いよりも、舞台を見に行く方にお金をかけるようになりました。
私は、コレを機に『巌流島』や『温水夫妻』や『オケピ』の初演もDVD化して欲しいな～と。
それ以前の作品は難しそうだけれど。
『オケピ』初演は2003年版がDVD化する時に一緒に予定が出ていたのにもかかわらず、
結局発売の話は消えてしまったのでした。
もちろん、都合で観られなかった『なにわバタフライ』も希望です。
作品について少しふれます。ちょっとネタバレ？
1994年のラジオドラマ。
これは、検閲官向坂役に三宅裕司、劇団笑の大学の座付作家椿役に当時の板東八十助、
そして、屋台の親父に小林隆、というキャストでNHKのラジオで放送されました。
これはこれで面白いけれど、舞台よりかっちり、まじめな感じがします。
そして、たんたんと話が進んでいく感じ。50分強のお話なので、納得ですが。
舞台と大きく違うのは、椿一が、東北地方の出身のためか、訛りのある口調である、ということ。
また、舞台では完全に二人芝居ですが、ラジオドラマでは屋台の親父が登場して、
劇団での椿の様子を向坂に話しつつ、自分の書いた戯曲を読んでみる？
と執拗に向坂にすすめる、三谷テイストを味わえる場面があります。
1996年の初演。
これは、確か青山円形劇場で上演されました。
確か1997年、その舞台録画がNHKのお正月特番で夜中に放送されました。
余談ですが、番組の冒頭三谷さんがミカンの皮の剥きかたについて語っています。
検閲官向坂役に西村雅彦、座付作家役に近藤芳正。
元々はこの二人の為に考えていたお芝居だったそうですね。
ラジオドラマ中には無かった、向坂が看病したカラスのエピソードなどが加わり、
よりおもしろみが増し、結果完成度の高い作品として、いろんな賞を受賞しました。
1998年の再演。
反響があったためか、初演から2年で再演に。
東京ではパルコ劇場で上演されました。
当日券は舞台袖の席だったので、横から舞台を見る感じになりました。
私は向坂役の西村雅彦氏側のアングルから観ました。
私が観た日には、近藤氏が小道具の原稿用紙を床に落としてしまった時があり、
それが今となってはハプニングだったのか、再演で新たに加わった細かい
違いなのか、今度のDVDでその答えがわかるな～と思っています。
可能性的には前者だと思いますが。
また、パンフレットには、近藤氏が最近うれしかったこととして、毎日2リットルのお水を飲む、
ということを続けた結果、目が二重になった、と書いてあった記憶があります。
有る意味初演との違いになりますか（笑）。
また、当時会場では、西村雅彦スペシャルセットみたいなものが売られていて、
記憶が曖昧だけれども、ペンとか、サングラスなどのグッズの詰め合わせ的なもの
だったと思います。結構いい値でした。薦められましたが、購入はしなかったです。
パンフに西村さんが書いているコメントが、当時自分が大学の部活の文集で書いたコメントに
被さるところがあって、意外にも似ているのか？とびっくりしたことも記憶しています。
舞台は生きものだというけれども、プレミアチケットになってしまっている作品は、
DVDが出ればうれしいモノです。チケットとれなかった場合でも、観られるわけだから。
とりあえず、今日は、映画がどんな風に仕上がったのかな、と気になっています。
もし、映画を観て、舞台が気になった人は是非舞台版を観てみて下さい。
面白いですよ！
2008年の追記。
温水やオケピ初演はDVD化されてませんが、『なにわバタフライ』は
のちに、パルコでDVD化されました。
はじめまして！ガルボと申します。
笑いの大学のDVD？西村雅彦と近藤芳正の？
買いたい！初演も再演も観ました！観たくてたまらなかったのに、TVの録画を忘れて超公開してたのです。情報ありがとうございました。
私は録画に成功した「サンシャインボーイズの罠」を何度も観ています。もうビデオが劣化しちゃっていつだめになるかはらはらなのですけどね・・・DVDでないかなぁ・・・
by ガルボ (2005-06-01 01:18)
誤字発見しました。
公開→後悔 です・・・失礼しました。
by ガルボ (2005-06-01 01:19)
ガルボさん＞＞はじめまして！
そうです、1998年の再演版だとおもいますが、DVD出ました。
たぶん今日からTSUTAYA（全店かどうかわかりませんが）で、
店頭販売開始しているはずです。
新宿のTSUTAYAでは今日から売ると宣伝してました。
もしTSUTAYAになくても、パルコのWEBショップで買えるのでは。
テレビ版の罠、見ました。おうちにDVDレコーダがあったら、
早いうちに劣化の少ないDVDにメディア交換することをおすすめです！
by まるがお (2005-06-01 13:59)
ありません・・・
安いＤＶＤプレーヤーしかありましぇ～ん（； ；）
by ガルボ (2005-06-02 01:12)
映画見たんですけど舞台版も見てみたいです。あと映画雑誌に載ってたんですけどついに新作映画の製作に取り掛かったらしいです。ホテルを舞台にしたコメディだそうです。「こんなに魅力的なキャストが集まったのはまさに僕の人望のおかげです。僕に感謝します（笑）」というコメントが笑えました。今後も楽しみです
by 靴下 (2005-09-05 21:42)
↑あいさつなしでした。すいません
by 靴下 (2005-09-05 21:44)
靴下さん
こんにちは。
映画はTHE有頂天ホテルの事ですね。来年公開、楽しみです。キャストは相変わらずな皆さんが多いので、ある意味三谷色が濃い内容になるのでは。
個人的には何故あんなに香取慎吾が好きなのか分かりませんが...
by 風鈴舎 (2005-09-06 00:26)
こんばんは。三谷さんが香取慎吾をあんなになぜ好きなのかはある雑誌で見たのでは俳優としての才能がすごくあると思っているから、らしいです。私も香取さんは役者としては演技がうまくてすごく才能があると個人的にですが思います。
by 靴下 (2005-09-06 20:31)