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『ファミ・コンプリート』と『ファミリーコンピュータ1983-1994』 [懐ゲーの棚]

最近再びファミコン熱を発熱いたしましたので、
久しぶりに『ファミ・コンプリート』と『ファミリーコンピュータ1983-1994』を
眺め、いろんなカセットを物色、カタログショッピング的時間を過ごしました。

両方とも、お高い本です。買うのに勇気がいりました。
だから『ファミ・コンプリート』は確か去年あたり誕生日プレゼントの一環で
買ってもらいました。そんなんで良いのか、私。
お高いバッグとか、アクセサリーとか、そういうのをねだれ。
ま、いいじゃんね。
で、その時、検討したもう一冊は、最近ゲットしました。
それぞれ、特徴をもっています。
データブック的に欲しい人は、断然『ファミ・コンプリート』をおすすめ。
当時の開発者たちの話が聞きたい、あるいはアート的に楽しみたい人は、
『ファミリーコンピュータ1983-1994』をおすすめ。
もっとリーズナブルに全ソフトカタログを手に入れたい人は、
色々出ているエミュレータ解説本をオススメします。
エミュレータに興味が無く、カタログ部分だけ欲しいとしても安上がりです。


ファミ・コンプリート

ファミ・コンプリート

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三才ブックス
  • 発売日: 2003/11/05
  • メディア: 単行本

ということで、『ファミ・コンプリート』です。
金額に関しては、安ければ安いほど納得なので、置いておいて、
中身の満足度からすると、かなり楽しめました。
ファミコンソフト以外に、ディスクシステムのゲームもちゃんと全部載っています。
その他周辺機器も扱ってますし、上巻にはゲームの裏技も載っています。
ファミコン攻略本リストや結局発売されなかったゲーム等々、
隅々まで読むとより楽しいデータが満載です。
表示方法は50音順。どのソフトも扱いは一緒。同じ限られたスペースで解説とともに、
ソフトの外観と箱の写真、ゲーム画面も載っています。
眺めて、解説読んで、ちょっとやってみたいかな、とか
名前は聞いたことあるけれど、どんなゲームなのか探してみる時に重宝します。
また、当時の裏話的な背景部分も解説、子供にはわからないダークサイドもわかり
なるほどね~と思いつつ読みました。


ファミリーコンピュータ 1983-1994

ファミリーコンピュータ 1983-1994

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2003/12/04
  • メディア: 大型本
続いて『ファミリーコンピュータ1983-1994』です。
ひとつひとつのファミコンソフトにかんする情報量、あるいは全体的なデータ量からすると、
『ファミ・コンプリート』より満足度は低いと思います。
よりアート的に仕上げた一冊という感じ。
これは、と編集サイドが思った一本に関しては大きくページをさいて解説してありますが、
それ以外のソフトは外観写真のみで何の解説も載っていないものが多数。
ただ、この本の特徴として、ファミコンの一時代を築き、今でも活躍しているお歴々を
はじめとしたゲーム業界の有名人たちのロングインタビューが載っていることでしょう。
宮内茂氏、堀井雄二氏、糸井重里氏等々。

『ファミ・コンプリート』が実用書っぽいとしたら、『ファミリーコンピュータ1983-1994』は
展示会カタログっぽいです。
2冊で合わせ技一本というところでしょうか。
こういう本に関しては希望をあげればきりがないものです。
重箱のすみをつつききれるような一冊というのはなかなか難しいものですね。


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