地味な販売本数でも、面白いゲームはある。 [Video Gameの棚]
ということで、ファミ通なんかを眺めていて、思ったのは、
現在発売されているWiiのソフトは任天堂発のものに関しては、
まぁ、順調にたくさん売れているねぇ、と感じるのですが、
サードパーティ、っていうんですか、他の会社が出しているソフトは、
のろのろカメさんな伸び、というように感じるのですが、いかがですか。
しかしながら、です。あんまり本数が伸びてなくても、
やってみたら面白かったよ、っていうゲームもあるわけで。
カプコンのゲームって「大神」の他は、多分あまりやったことないんですけど、
上記の「宝島~」は誌面とかネット上の人の感想とか、YouTubeとかで
見たら、なんだか面白そうと思って気になっていて、
ゲーム屋さんで新品があれまーお安いこと、という値段で手を出しやすく
売っていたので、GC用のGBAケーブルなどと一緒に買ったんですね。
送料無料のために。
2007年にゲーム自体は確か、よかったよ~みたいな賞をもらってるみたいだったので、
それなりの期待をしていたんですが、やっぱり面白かった。
Wiiリモコンの特徴を生かして、あらゆるギミックを考えながらクリアして、
箱庭的な各ステージで宝箱を手に入れる、という流れはよくできています。
子供のころのおもちゃに、鍵をさすまわすとか、ボタンを押すとか、レバーを引くとか、
そういういろんな仕掛けがあるモノがあって、そういうのにワクワクしていたことが
ありましたが、それの延長で、そのアクションをゲーム上で楽しみつつ、かつ考えて
謎解きもする、というのは、やっぱり楽しいかも、と思いました。
よく「ゼルダ」シリーズの謎解きだけを集めた感じ、という感想を見かけますが、
まぁ、なるほどな、というたとえではあります。
でも、特化している分、もっとできることはあるので、よりわくわく度はあります。
そして、意外に頭が固くなっている大人の私のようなプレイヤーは
よーく考えてやらないと、そんな簡単なひらめきができなかったのか!
と気付いた時に思ったりもします。
出てくるキャラクターたちもコミカルで、それも好印象です。
ということで、市場では、新品でも値がお手ごろになってきているこのゲームですが、
なかなかお勧めの一本です。
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